時代の流れとともに、女性が仕事で活躍できる社会になってきました。それにともない、一昔前までは珍しかった「キャリアウーマン」と呼ばれる社会的地位の高い女性が増えています。仕事で成功して十分な収入もある彼女たちの主な悩みは、恋愛だと言われています。
キャリアウーマンの恋愛が上手くいかない原因は、仕事で男性と渡り合える競争心やプライドにあると言っていいでしょう。強くありたい女性と上手くやっていける男性は、意外と少ないのが現状です。
仕事ができる女性は上司に可愛がられない
男性の多くは女性より優れていると思っており、「女は男に支配されるべき」という考え方が未だに残っています。どこか抜けている女性の部下には恋心を抱く上司も、完璧な仕事をする部下とは、社内恋愛をしようと思わないようです。
それどころか、目の敵にされて嫌がらせを受けることもあるでしょう。若いうちから仕事で能力を発揮している女性は、上司との社内恋愛をする確率が非常に低いのが現状です。
ほとんどのキャリアウーマンは男性的な性格
競争心があって勝つことが好きな女性でなければ、男性を押しのけて社会で活躍することは難しいでしょう。実は、この「常に勝っていたい」という性格は、非常に男性的なものです。キャリアウーマンたちは、きわめて男性的な性格の持ち主だと言えます。
キャリアウーマンは支配欲が強く、他人に支配されることを嫌います。そのため、基本的に支配したい側である男性と衝突してしまうことが多いというわけです。
支配されたい男性としか恋愛が上手くいかない
相手より優位に立ちたい人同士が付き合っても、上手くいかないのは当然です。強い支配欲を持つ女性と相性が良いのは、支配されたい性格の男性ということになります。しかし、こういった性格の男性は決して多くありません。
恋愛を始める以前に、自分と相性の良い人を探すところから、キャリアウーマンの悩みは始まるようですね。
恋愛を面倒なことだと思ってしまう傾向がある
キャリアウーマンの多くは、他人に振り回されることを嫌います。付き合っている相手がいても、連絡をこまめに取らないことを非難されると、面倒くさいと感じてしまう人もいるようです。自分の欲求を満たすだけなら、恋人ではなくセフレがいれば十分という考えに至ることも。
セフレであればお互いに都合の良い時にしか会わなくて済みますし、嫌になったら関係を終わらせれば良いので、面倒なことが少ないでしょう。ただ、それで満足してしまうと、本気の恋愛ができない体質になっていきます。
キャリアウーマン好きな男性は肩書に惹かれている
社会的な地位が高い女性を好む男性も、少なからずいます。しかし、そのほとんどが「キャリアウーマン」というカッコいい肩書に魅力を感じているだけです。仕事のできる女性を自分の思い通りになるセフレにしたいというような、歪んだ欲求を持っている場合もあります。
仕事ができることを理由に告白されれば、プライドの高い女性は嬉しいでしょう。ただ、本当に相手が自分を好きで告白してきたのかを見極めないと、ただのセフレとして扱われることになりかねません。
生まれ持った性格や社会に根付いた価値観などから、恋愛に悩むキャリアウーマンが多いことが分かりますね。それでも、自分を少しずつ変えていくことで恋愛をしやすくなる場合もあります。負けないように戦うだけが強さではありません。考え方を少し柔軟にするだけで、自分自身も生きてく上で楽になるでしょう。
女性が活躍できる社会とは素晴らしいものです。キャリアウーマンがもっと素敵な恋や結婚をできるようになれば、日本の未来が明るくなるかもしれません。